2009.06.14 Sunday
何気なく川面に投げた小石が、ちいさな水紋をつくる。
静かに広がった水の輪はさざ波を立て、揺らぎ、
やがては思わぬ場所で、何かを変えてしまうような力を持つこともあるのだ。
世界はつながっている。
そして、人はその内側でそれぞれを生きているのだ。
もし、遠い世界に起こる物事が、私たち1人1人の何気ない行動につながっているのだとしたら…そのバランスの不安定さに身震いしてしまう。
東京の夜景を見下ろす高層マンションと、
絶望にくらくらしそうなメキシコの砂漠と、
慎ましい暮らしのある乾いたモロッコの山々と、
何の関わりもないような場所を結ぶ、それまで見えなかったつながりを、
子供の放った1発の銃弾が浮き彫りにする。
そばにいるのに通わない心、伝わらない想いに苛立つ人々。
言葉を探そうとすればするほど、核心から遠のいてしまうようだけれど、
凄い作品に出会ってしまった。
---
いつも新作が出ると必ず手にする村上春樹の本。
今回はさっぱり手に入らない。
もちろん、本を出せば売れる作家であるのは承知しているけれど、
こんな経験は初めて。
人の流れがひとつの大きなカタマリになっている感じがして、
少しばかり奇妙に思える。
「話題になる」というのはこういうことなのかな?
楽しみは先にあった方がいいので、
読める日を気長に待つことにします。
静かに広がった水の輪はさざ波を立て、揺らぎ、
やがては思わぬ場所で、何かを変えてしまうような力を持つこともあるのだ。
世界はつながっている。
そして、人はその内側でそれぞれを生きているのだ。
もし、遠い世界に起こる物事が、私たち1人1人の何気ない行動につながっているのだとしたら…そのバランスの不安定さに身震いしてしまう。
東京の夜景を見下ろす高層マンションと、
絶望にくらくらしそうなメキシコの砂漠と、
慎ましい暮らしのある乾いたモロッコの山々と、
何の関わりもないような場所を結ぶ、それまで見えなかったつながりを、
子供の放った1発の銃弾が浮き彫りにする。
そばにいるのに通わない心、伝わらない想いに苛立つ人々。
言葉を探そうとすればするほど、核心から遠のいてしまうようだけれど、
凄い作品に出会ってしまった。
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いつも新作が出ると必ず手にする村上春樹の本。
今回はさっぱり手に入らない。
もちろん、本を出せば売れる作家であるのは承知しているけれど、
こんな経験は初めて。
人の流れがひとつの大きなカタマリになっている感じがして、
少しばかり奇妙に思える。
「話題になる」というのはこういうことなのかな?
楽しみは先にあった方がいいので、
読める日を気長に待つことにします。


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